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「Windows Update」の自動更新を有効にしてあっても正常に更新プログラムが適用されない事があるとMicrosoftの調査で判明
PC作業イメージ
ここ数日、IT関連のニュースで『「Windows」のアップデートの適用には十分な接続時間が必要』といったものが散見されていました。
私はてっきり“また何かアップデートが終了しないみたいな不具合でも発生したのかな?”と思っただけだったのですが、それだとちょっとタイトルがおかしいなと思いいたり、それらに関して報じているいくつかの情報を精査してみることにしました。
調べた感想としては“今更かい!”という内容のお話だった訳ですが…。
参考情報:Microsoft公式「Windows IT Pro Blog」(英語)
用がなくても時々はPCの電源を入れっ放しにしてネット接続しておくのが良いようです。
今更なお話ですが、Windowsパソコンを常に最新の状態に保つために必要なのは「Windows Update」です。手動でおこなうのが面倒であっても、あえて何も設定を変更せずにしておけば自動更新が有効になっているはずなので、ほとんどの人は特に意識することなく最新の状態に保たれます。
しかし、上記リンクのMicrosoftのブログによると、「調査の結果、接続時間が一定の時間に満たないデバイスは、更新プログラムが適切に適用される可能性が非常に低いことがわかった」とのことでした。
ではどの程度連続してネット接続しつつ、パソコン等が稼働していなければならないのか? それについても下記のような説明と具体的な数字が挙げられていましたので記載しておきます。
(※公式ブログの英語ページを自動翻訳して読みやすいように修正しています。間違っていたりおかしな解釈がされていたらすいません…)
「確実に更新プログラムを適用するためには、更新プログラムが公開されてから連続で少なくとも2時間、合計時間で6時間はインターネットに接続する必要があることが調査で判明した。この程度の時間があればダウンロードとバックグラウンドでのインストールが正常におこなわれ、次にデバイスがアクティブになって接続されたら再起動や再開が可能になる」
おわかりいただけただろうか…。
もし自動更新が有効になっているのにもかかわらず、最新の機能更新やセキュリティ更新が適用されていない場合は、インターネットに接続している時間が上記の基準に満たなかったり、パソコンの稼働時間が短すぎるということが考えられるようです。
普通に仕事で利用しているパソコン等であれば、おそらく何の問題もない接続時間かと思います。しかし、プライベートであまり利用頻度が高くないパソコンであると、この基準は少々ハードルの高いものかもしれません。
それではどうすれば良いのか?
面倒だと思う人もいるかもしれませんが、月に1~2回程度は手動で「Windows Update」をおこなう。それが嫌なら時々パソコンの電源を入れっ放しにして、尚且つスリープや休止状態になるのを解除しておくしか方法がないように思います。
手動でおこなわない場合、なんだかECOじゃないですしノートパソコンのバッテリー負荷等も考えられます。また、モバイルルーターなどで接続している場合は接続時間の問題もあるかと思います。
私としては、面倒だとしても手動でおこなってしまうのが最善の策だと考えますがいかがでしょうか?
それにしてもMicrosoftさん、何で今頃?って話題な気もするんですが…。
2022/02/03 [ 文:スタッフ S ]
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