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「Windows 11」アップグレード対象PCが公式発表。現時点では15機種だけ…。
アップグレード対象PCイメージ
2021年10月5日より一般提供が開始されることが決定している「Windows 11」。それに伴い「Windows 10」の延長サポートが2025年10月14日に終了することも確定しました。
マイクロソフトは現地時間の8月31日の公開記事の中で、各種PCメーカーが現在販売しているウインドウズPCのうち「Windows 11」にアップグレードが可能な機種を発表しました。その中で紹介されているのは全15機種(このコラム記事を書いている9月9日時点でも変わらず)。アップデート要件がかなり厳しいこともあるとは思いますが、登場まで約1ヶ月というタイミングを考えるとちょっと少なすぎる気も…。
■参考情報:Microsoft公式ページ
●「Windows 11」の仕様、機能、コンピューターの要件
https://www.microsoft.com/ja-jp/windows/windows-11-specifications
無償だからといって手動での「Windows 11」アップグレードは控えた方が良さそうです。
現在のところ公式にアップグレード可能と発表されている機種は下記の15機種となります。
  • 「Acer Swift 5」「Acer Swift X」
  • 「Asus Zenbook Flip 13 OLED」「Asus Zenbook 14」
  • 「Alienware x15」「Alienware x17」「Dell XPS 13」
  • 「HP Spectre x360 14」「HP ENVY x360 15」
  • 「Lenovo Yoga 7」「Lenovo Yoga Slim 7i Pro」
  • 「Samsung Galaxy Book Pro」「Samsung Galaxy Book Pro 360」
  • 「Surface Pro 7」「Surface Laptop 4」
※各メーカーが独自に情報をリリースしています。お持ちのPCが対応しているかはメーカー公式ページを参照してみてください。
絶対に大丈夫なものだけに限定したかなり慎重を期した発表なのだとは思いますが、全体の数の少なさだけにとどまらず、マイクロソフト製品であるSurfaceシリーズでさえも2機種しか掲載しなかったのには驚きました。それほど「Windows 11」のアップデート要件には、厳しいハードルが設けられていることの証拠だとも考えられます。ただ、もちろんこれは最初の発表であり、時間を経るごとに正式認定される機種は増えていくはずです(正直あまり期待は持てませんが…)。
尚、アップグレードの通知が来ておらず、完全には要件を満たさない場合でも手動でアップグレードすることは可能なようです。しかし、OSが正常起動できなくなったり回復不能な問題をおこす場合もあるようなので、無償アップグレードする際は素直に通知が届くのを待つのが得策のようです。それでも早くアップグレードしたいという場合は、事前に重要なデータのバックアップやリカバリーメディアを作成しておくことをお薦めします。
安全かつどうしても早く「Windows 11」を試したい人は、「Windows 11」搭載のPCが発売されるのを待つのが最良かもしれません。
2021/09/09 [ 文:スタッフ S ]
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