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検索結果で期間限定のキャンペーンページなどを管理する際に便利な豆知識(ページ制作者向け)
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仕事で日々様々なページを制作・更新していると、締め切り日時が決まっている申込みページや期間が限定されているキャンペーンページなどを作る機会もあります。管理するものが少なければ手動でひとつひとつ対応することも可能ですが、いくつもあると時には失念してそのまま掲載しっぱなしにしてしまう事も…。もちろん最終的にはしっかりと対応するのですが検索結果から消すのはまた一苦労…。これは少々専門的な話題ですが、そんな時に覚えておくと便利なタグをご紹介したいと思います。
■参考情報:Google 検索セントラル
実は10年以上も昔、2007年から導入されているとても息の長い「unavailable_after」タグ。
「unavailable_after」タグは、指定した日時がきたら Google のクローリング、インデックスをストップさせるという robots meta タグです。例えば期間限定公開のサービス紹介ページや一定期間だけ掲載するイベントページは、その期間が終わったら検索結果に表示させたくない場合もあります。そんな時に役立つのがこの「unavailable_after」タグという訳です。
具体的にどう記述するかも簡単で、例えば「2021年7月22日の23時59分(日本時間)」に終了するキャンペーンだから7月23日以降は検索結果から除外してほしいとします。その場合は一例ですが以下のように head セクションに記述するだけです。
<meta name="robots" content="unavailable_after: 22-Jul-2021 23:59:59 JST">
※「JST」は日本標準時間を表しています
因みに、日本国内向けのページであればあまり利用しないかもしれませんが、最後の記述 JST(日本標準時)を GMT に変えるとグリニッジ標準時での指定となります。日本標準時との時差は-9時間となるので、その差を考えて記述するという方法もあります(わざわざそんな面倒なことはしないと思いますが…)。
アーカイブとしてそのまま残す場合は別ですが、そうでないなら検索結果からの非表示だけで満足せず、最終的には noindex タグを追加したり、ページファイルを削除して 404 を返すなどの作業も必要です。
2021/07/02 [ 文:スタッフ S ]
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