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Top > スタッフコラム > 2022/09/01 新型コロナウイルス感染拡大(第7波)。オミクロン株対応ワクチンは今秋から接種可能の模様。
新型コロナウイルス感染拡大(第7波)。オミクロン株対応ワクチンは今秋から接種可能の模様。
ワクチンと注射器 イメージ
日本国内では2022年7月頃から新型コロナウイルスの感染拡大が続いています。折しも第7波と言われていますが、8月も終わりもう9月というこの時期に至り、ようやく感染の主流となっているオミクロン株対応のワクチンが間もなく承認される模様です。
また、当初は10月半ばからの接種開始を想定していたようですが、どうやら9月中の接種開始の方向で調整に入っているとのこと。更に付け加えると60歳以上や基礎疾患があるといった4回目の際の接種対象とは打って変わり、今回のワクチンは18歳以上で2回以上の接種を終えていれば誰でも接種対象になるようです。
■参考情報
●オミクロン株対応ワクチンについて:新型コロナワクチンの製造株に関する検討会
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000974010.pdf
オミクロン株対応のワクチンは『2価ワクチン』のようです。
新型コロナウイルス イメージ
はじめに、私は医療関係者でも研究者でもありませんので、あまり私見は交えず調べてみた内容のみを簡潔に書いていきたいと思います。
今回、もう間もなく承認される見通しのオミクロン株対応ワクチンは、ファイザー社とモデルナ社(共に米製薬会社)の mRNAワクチンです※mRNAワクチンについては過去記事をご参照ください。ちなみに8月8日にファイザー社、8月10日にモデルナ社がそれぞれ厚生労働省にワクチンの承認申請をした模様です。
前述の文章にも書きましたが、今回の新しいワクチンの接種対象者は既存のワクチンの2回目接種を終えた全ての人とのことですが、ワクチンの輸入量によっては高齢者を優先とした段階接種になる場合もあるようです。
また、今回の新ワクチンは従来株(いわゆる武漢株)に対応するこれまでのワクチンと、オミクロン株(BA.1)に対応した『2価ワクチン』とのこと。二つの株に由来する成分が入っているから2価ワクチンなのだそうです。4つの成分なら4価…、9つの成分なら9価ワクチンとなります。
ここで常に様々な最新情報に目や耳を傾けている人は「現在流行の主流はBA.5だろ?」と疑問に思うことでしょう。正直、それほどコロナ関連のニュースに注目していない私でも同様の疑問を持ちました。
そこで少々深堀してみたところ、「BA.1」対応でも同じオミクロン株の派生型である「BA.5」にも一定の効果が見込めるようです。また、私たちの体には「免疫記憶」という機能があり、これまでの感染やワクチン接種で作った抗体を記憶しているので、変異株に対してもある程度は対応して抗体を作ることができるとのこと。このあたりの詳細な説明は医療関係者ではない素人が語るべきではないのでこの程度にしておきます。
実は、このコラム記事を仕上げている時点(※9月1日)での最新の話題では、アメリカの食品医薬品局(FDA)は8月31日に「BA.4」「BA.5」に対応したファイザー社及びモデルナ社の2価ワクチンを承認した模様です。秋に学校が再開することに加え、気温が低くなってくると屋内で過ごす時間が増えて感染が再拡大するのを警戒しての措置とのこと。
日本と違って初動も決定も早いのには正直驚かされますね…。
これはあくまで私見ですが、上記の最新ワクチン(※「BA.5」対応)はアメリカで承認されたばかりであり、輸出に回す量を製造するまでには多少時間を要するはずです。日本国内で承認されるまでのタイムラグも考えると、どんなに早くても年内ぐらいに輸入されるようであれば御の字ではないでしょうか? 違う時間軸で今も菅さんが首相なら、すぐさま直談判して最新ワクチンの輸入に切り替えてくれるかもしれませんが…(笑)
これほどまでに長く新型コロナウイルスの話題に事欠かない世の中に、食傷気味の方もいれば常に今そこにある危機として感じている方もいると思います。
今回日本国内で承認されるワクチン(「BA.1」対応2価ワクチン)は、2022年の9月中か当初予定通りの10月からの接種開始となるかは現時点ではわかりません。私個人としては10月以降からでも構わないので、どうせならインフルエンザも加えた混合ワクチン(3価ワクチン)にしてくれた方が、冬場の医療ひっ迫等の緩和に資するのではと考えてしまいます。
冒頭であまり私見は述べないと書いたのに、結局結構な量の私見を述べてしまいました…。書き終わってから反省中です(笑)
m(_ _)m
2022/09/01 [ 文:スタッフ S ]
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